top of page

第30回日本軟骨代謝学会は、盛会のうちに終了いたしました。

『第30回 日本軟骨代謝学会 ~ 軟骨を、あきらめない。』

【開催日時】 2017年3月3日(金)、4日(土) 8:30~17:30

【開催場所】 京都市勧業館 みやこめっせ

1998年に前身の第1回軟骨代謝研究会が開催されて以来、世界に発信する成果をはぐくむ場として日本の軟骨研究を牽引してきた日本軟骨代謝学会。その第30回学会を、妻木範行が会長を務めさせていただき、京都にて開催いたしました。

軟骨の基礎研究は、軟骨疾患の病態の理解とそれに引き続く治療方法の開発に貢献しており、欠かせないものです。また、生命現象の根幹にかかわるような成果が、軟骨の基礎研究の中から出てくる可能性もあります。実際の実験や研究ではうまく行かないことも、一つずつ研究成果を積み重ねることで、課題が解決され、真実に迫る礎となる。そのような成果につながる発表・討議の場になることを祈念して、学会のテーマを「軟骨を、あきらめない。」とさせていただきました。

今学会では、学会員の先生方からの発表のほか、特別講演に京都大学iPS細胞研究所の

山中伸弥先生、ハーバード大学Boston Children’s HospitalのMatthew L. Warman先生、デューク大学のBenjamin A. Alman先生をお招きし、最先端の貴重な講演をして頂きました。

2日目には、『第22回日本軟骨代謝学会賞』の受賞者の皆様にもご口演いただき、2日間を通して大変充実した内容となりました。

そのお蔭様をもちまして、たくさんの方にご来場いただき、大変盛会にて終了することができました。あらためまして、開催にあたってご支援、ご協力いただいた皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

本学会は終了いたしましたが、前述の通り学会の意義が発揮されるのはこれからです。

10年20年後の将来に、今回得た知見が元となった成果・研究が出てくるよう、妻木研究室では「軟骨を、あきらめない。」を引き続き研究室のテーマに掲げ、邁進してまいります。

Recent Posts

Archives

bottom of page